社会人にオススメしたい習い事とは

習い事は、「それに通うこと」が大切なのではなくて、その習い事を通じて「何を学ぶのか」、「何を得るのか」ということが大切です。自分がそれまで知らなかったこと、できなかったことを知るということはとても素晴らしいことです。

ただ、社会人になると限られた時間をやりくりして生活することになりますから、習い事に割く時間に対して得るもの大きくなければ意味がないのです。「学んでいる」、「頑張って通っている」ということは自分自身にとっては大きなことかもしれません。誰も褒めてくれなくても、新しいことにチャレンジする姿勢というものが自分にとって大きな経験になることもあるものです。

一日のうちに多くの時間を割かれてしまう「仕事」では、早く時間がすぎればいい、早く一日が終わってほしいと考えてしまうこともあるでしょう。「仕事だからやっている」ということが自分の行動の「理由」になるのが仕事をしている時間です。逆にいえば、仕事ではないからやらないということも出てくるかもしれません。これは仕事ではないからやる必要はない、そのようなことをしてもお金がもらえるわけではないからやらない。

そのような意識を一度持ってしまうと、仕事でもないのに、しかも自分のお金を削ってまで行わなければいけない「習い事」に対して「ナンセンスだ」という感覚を覚えてしまうかもしれません。社会人としてバリバリ働いている自分が、また学生のようにアクセク学ぶことになってしまうのかと、いまさら何を学んでも意味がないと、学ぶ以前に「意味がない」と感じてしまうかもしれません。だからこそそのような違和感に打ち勝って「実際に通う」ということにしたとしたら、それがとても意味のあること、通うことが大切で、とにかく自分は「頑張っているのだ」という錯覚を抱いてしまうのです。

ですが実際は違います。最初に感じた「意味があるのか」という違和感は正しいもので、そのようにして学んだものが自分の仕事に活かせないのであれば意味がないということです。「通っている」ということはその能力を裏打ちするようなことではなく、通うことが大切なのではなくて、通った先に「それができるのか」ということが重要なのです。

それでは、どのようなスキル、知識がこれからの時代に役に立つのかというと、まず「言語」です。世界中の人とコミュニケーションをとることができる言語、そう、「英語」です。英語が話せるようになっていれば、これからの時代はどのような局面でも役に立ちます。「国際化」という言葉自体はすでに「死後」です。今では海外を意識すること、実際にやりとりすることは当たり前のように行われていて、「できない」ことがそのまま自分の仕事の限界になってしまうこともあるのです。

「このままではいけない」と感じるのであれば、まずはリアルに「英語を使うことができるように」習い事をはじめてみてもいいのではないでしょうか。